「なんで会社辞めてまで起業したの??」
これは、私がよく聞かれる質問です。
私はもともとキャリアに邁進する、いわゆるTHEバリキャリでした。
米国で大学卒業後、
四大監査事務所や外資系企業に務めてきました!
そんな私が必死に駆け上っていたキャリアを捨てて、
起業をしようという思いに至った理由をご紹介したいと思います。
ほんの少しでも起業という選択肢に興味を持ってもらえたり
背中を押すことができりしたら嬉しいです!
起業を選んだ理由1:転職では悩みは解消されない
キャリアチェンジは簡単にできない現実
「今の仕事合ってないかも…」
そう思って心機一転、
転職してキャリアチェンジしよう!と思っても
厳しい現実が待っています。
転職市場で求められるのは、
「経験のある即戦力」となる人材です。
もしも今とは異なる仕事をしようと思ったら
未経験OKの求人を探すことになるため
選択肢が限られる上に、
今までのキャリアは考慮されにくいため
お給料がガクッと下がります。
私の場合、
新卒で監査事務所に入社し、
その後外資系企業のファイナンス部門で働くといった
バリバリの会計分野でキャリアを築いてきました。
キャリアを積む上で
「私は会計分野に向いていない」
と早々に悟った私は
キャリアチェンジを考え始めたものの、
転職活動をする中で、
- 未経験OKで新卒のようなお給料の仕事
- 即戦力採用でお給料も良い優良企業の仕事
この2つの選択肢しかない現実を知りました…!
一度キャリアを進め始めたら
途中で方向転換は難しいですね。
私自身、
- 合っているのかもわからない仕事に飛び込み
新卒レベルのお給料からスタートして少しずつ昇給を目指して頑張るのか - 自分に合っていないと
ハッキリとわかっている仕事をこの先何十年も続けるのか
この2つで悩んだあげく、
転職したところで悩み続けてしまうのだろうと感じました。
結局、時間とお金どちらしか手に入らない
転職をするにしても会社に勤める限り、
- お給料が高い×残業が多くて激務
- お給料は安い×定時帰り
このどちらかしかありません。
私はもともと
「お給料が高い×残業が多くて激務」で働いていましたが、
忙しすぎる生活を抜け出したくて、
「お給料は安い×定時帰り」に転職しました。
しかし、
「時間はあるのけど、お金がない…」
となんとも悲しい状況になりました。
会社勤めをする限り、
お金か時間かどちらか片方だけを
手に入れる選択肢しかありません。
「もっと時間がほしい」と
時間にゆとりのある仕事へ転職したとしても
今度は「お金がない」と、
異なる悩みにぶつかる可能性は大いにあります。
転職は運ゲー
転職は運ゲーそのものです。
どんなに面接の回数があったとしても
内定が出た後に面談を重ねたとしても、
会社の内部事情や人間関係は
実際に入社してみて初めてわかる部分が多いです。
そのため、
- 実際入社してみたら、聞いていた仕事内容や忙しさとは違っていた
- 人間関係に疲れて転職したけど、転職先はもっと人間関係が大変だった
というように、
入ってみてから「こんなはずじゃなかった」となることもあります。
私の場合は転職した際に
早朝誰よりも早く会社に行って、
社員のデスクの袖机が空いていないか
全社員の机をガチャガチャ空けて確認して社長に報告する
という事前には聞いていなかった
特別業務を与えられたことがありました。
薄暗いオフィスの中、
袖机をガチャガチャしながら、
「あれ?私今まで何のために頑張ってきたんだろう」
と、かつてないほどの喪失感に襲われました。笑
転職してみなければ
その会社の状況はわかりませんし、
自分に合っていない会社を引き当てる可能性もありますね。
起業を選んだ理由2:環境は自分で変えるしかない
上司に文句を言う時間はもったいない
- ランチタイムは同僚と上司の愚痴タイム
- 飲み会では上司の悪口で盛り上がる
なんて人も多いのではないでしょうか?
私も例に漏れず
そんな一人でした。
もちろん根詰まりにならないためにも
ある程度の憂さ晴らしって大切です。
でもでも!
毎日、誰かの愚痴をいいながら時間を過ごしているのなら、
それって非常にもったいないと思いました。
上司の悪口を言っても上司は変わりませんし、
なんならイヤな上司に私の貴重な時間を1秒でもあげたくないし
イヤな上司とこの先何年も一緒にいるなんてイヤ!
私は大切なひとのために自分の時間を使いたい!!!!!
と思っていました。
あなたが20代ならその貴重な20代を
あなたが30代ならその貴重な30代を
イヤだと思う感情に浸らせて
過ごすなんてもったいなくないですか?
私はそんな考えに至った結果、
ただ文句や悪口をいうだけの生活はキッパリ止め、
自分のため、大切なひとのために
時間や感情を使える働き方にしようと思いました。
変わらないものに不満を持つのはもったいない
会社の文化や人間関係、待遇…
これらは残念ながら
自分一人の力で変えることはできません。
私は新卒時は、アメリカで現地採用されたのですが、
- 夏は15時に就業時間が終わって
みんなでビールを飲みに行ったり、 - 資格を取ったり休養したりするために
2〜3ヶ月お給料の2/3をもらいながら休むことができたり、
最高に楽しい会社員生活を送っていました。
そんなぬるぬるとした新卒生活をした結果
日本の会社に務めたとき、
「会社のために命を削る」
という感覚に
どうしても合いませんでした…!
しかし、それに文句を言っていても仕方ありません。
会社に勤めるということは
その会社の規則や文化に合わせることが必須です。
変えることができない規則や文化に
文句を言っていても何も変わりません。
- 自分が合わせるか
- 自分に合ったものを作り出すか
このどちらかを選んだ方が
ご自身にとってプラスになります。
それにただ人や環境に文句をいうだけの人生なんて
つまらなくないですか?
それだったら、
もっと自分が心地いい環境を作ってしまった方が
遥かに毎日が楽しくなります。
起業を選んだ理由3:最高の人生にしたいと思ったから
これが私を起業することに突き動かした最大の理由です。
毎日一生懸命働いているはずなのに、
将来を考えたときに
ほんの少しでも幸せになる気配を感じませんでした。
行きたいところに行きたい
欲しいものは欲しい
やりたいことはやりたい。
今まで学校も仕事も頑張ってきたけど、
こういった願望を
生きている間に叶えるのは無理なことなのかな?
そうと思うとやるせない気持ちになったことが多々ありました。
一度きりの人生、
やりたいことをやってこそ!
ではないでしょうか?
仕事では、
仕事が楽しいと思えず辛いと思いながらも1日の1/3以上を費やし、
プライベートでは、
時間やお金の制限からやりたいことを我慢する。
私は、そんな人生を変えようと思って、
“仕事のために生きてきた”状態から
“楽しく生きるために仕事をする”
という転換を行うために
起業という選択肢を選びました。
人生は泣いても笑っても一度きりです。
今は、自分でアクションさえ起こせば
やりたいことをなんでもできる時代です。
なので、
自分の生きたい人生を叶えるために
「挑戦してみる」
というのは非常に価値があることだと思います。
自由に生きたい人こそ起業がオススメ
過去の私のように
仕事をしながら疑問を感じている人にこそ
自由に生きる選択肢の一つとして
「起業」という手段を選んでみてほしいです。
私自身は29歳でブログをはじめ
30歳で独立をしましたが、
たった1年で
私の憧れていた理想の生活ができるようになりましたし、
今ではキャリアを捨てて起業に挑戦した選択肢は
大正解だと思っています。
ぜひ「自由になりたい」そんな思いがある方は
起業に挑戦するための一歩を踏み出してみてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。