【アドセンス審査】価値の低い広告枠から2記事で合格した3つの対策

グーグルアドセンス審査で不合格となる理由の1つに「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」があります。

私はアドセンス審査で20記事ほど書いて、なんと12回も不合格になったことあります…。
そして1度、いや少なくとも2、3度は、「アドセンス審査に合格することは夢のまた夢」と思って、ブログから離れていたこともありました。涙

しかしそんな私でも、過去の記事を全部消して、改めて2記事書き直したところ、一発で合格することができました!!

アドセンス審査に苦しんでいた私が、2記事しか書いていない状態で「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」をクリアできた3つのポイントについて解説したいと思います

目次

アドセンス審査「価値の低い広告枠」が理由で落ちた場合

アドセンス審査において、頭を悩ます不合格理由の一つとして、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」があります。

アドセンス審査で「価値の低い広告枠」が理由で落ちると、以下のようなメールが届きます。

「付加価値がほとんどない」「内容が薄いコンテンツ」など、ズバズバっと厳しい言葉並んでいますが、なんとも分かりにくい内容ですよね… 

そもそも「価値の低い広告枠」って何?

「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」と言われても、そもそもどうい意味なんだろう??とよくわからないですよね。

価値の低い広告枠とは?

私たちが作成しているブログやウェブサイト媒体は、グーグルアドセンスから見たときに、広告を載せるための一つの広告枠であると認識されます。

グーグルアドセンス側からすると、広告を載せるのなら、なるべく多くの人の目に触れて欲しいですよね。

たくさんの人の目に触れるためには、検索エンジンで検索されたときに上位に表示される必要があります。

グーグルなどの検索エンジンでは、検索者にとって役に立つ情報を提供しているブログだと判断されると、検索結果の上位に表示されます。

一方で価値が低いと判断されると、上位どころか圏外に飛ばされてしまいます。
そうすると広告を貼ったところで、誰の目にも触れないままになってしまいます。

そのため、グーグルアドセンスは広告の掲載の可否を決める際に、

そのブログが今後上位に表示される可能性があるか
→つまり、価値があるブログなのかどうか

を判断材料とします。

もしもブログやウェブサイトが、今後上位表示が望めないものであると判断されると、「価値の低い広告枠」という理由で、アドセンスの不合格となってしまいます。

コンテンツが複製されているサイトとは?

誰かのブログをコピーしているのではなく、自分の手で書いているのに、「なぜ複製されたサイトになってしまうのだろう??」と頭を悩ませている方も多いかもしれません。

先ほど説明をしたように、グーグルアドセンスは上位表示される可能性があるブログやウェブサイトに広告掲載をしたいと考えます。

そのため、すでにあるブログやウェブサイトと似た内容であるものは、今後上位表示される可能性が低いため、「コンテンツが複製されている」と判断され、不合格となってしまいます。

価値の低い広告枠を突破するには?

今までのお話してきた「価値の低い広告枠」とは、以下のことを指すと考えられます。

  1. 今後上位表示できる可能性のある(検索者に価値を提供できる)ブログではない。
  2. 似たようなブログが複数ある。

つまり「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」を克服するには、

  1. 今後上位表示できる可能性のある(検索者に価値を提供できる)ブログを作る。
  2. 他の記事やウェブサイトと似ていないブログを作る。

このような記事作りができれば合格への道が開けます。
それが「簡単じゃないんだよ…」と思う方もいるでしょう。

しかし、気を落とす必要はありません!

私は当初、20記事書いてアドセンス審査に出していましたが、ことごとく不合格。
しかし、これから説明する3つのポイントを実践したことで、たった2記事で念願の合格を掴むことができました。

アドセンス審査に合格ブログと不合格ブログの詳細

私のアドセンス審査に合格したブログと不合格したブログの詳細をご紹介したいと思います。

まずはアドセンス不合格ブログはこちら。

  • ブログネタ:英会話
  • 記事数:20記事
  • 記事作成期間:1ヶ月

アドセンス審査には、合計12回落ちました。
不合格の理由は、全て「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」でした。

不合格になるたびに、すでに書いていたブログ記事をちょこちょこと修正していました。

アドセンス合格ブログの詳細は、以下の通りです。

  • ブログネタ:英会話
  • 記事数:2記事
  • 記事作成期間:5日間

アドセンスに合格したブログは、2記事を5日間で時間をかけてゆっくり書いていました。

こちらのブログでは、アドセンス審査には1度提出し、1回で合格することができました。

アドセンス審査に合格するために私がした3つの対策について紹介したいと思います。

アドセンス合格対策①ネタ選び

私が「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」をクリアした1つめのポイントは、ブログのネタ選びです。

検索者に価値を提供できる記事作成をするには、日記のようなブログや、世の中に溢れているブログを書いても、グーグルから評価をしてもらうことが難しいのです。

私の場合、留学していたことや英語が得意なこともあって、アドセンス審査用のブログに「留学」「英会話」についての記事を書いていました。

しかし留学や英会話を検索窓口からググってみると、留学エージェントや英会話教室など大手の会社を始めとし、たくさんの個人ブログが乱立しています。

これでは、ただ留学や英会話についても、山のようにある他のサイトと「似ているサイト」判定されてしまう結果になりやすいのです。

そこで私は、ピンポイントのネタを選びました。

例えば、英会話の中でも「ホストファミリー 会話」といった、ホストファミリーとの会話に使える英会話という広いテーマのネタにするのではなく、

「ホストファミリー 会話 食事」といった、ホストファミリーとの食事中に困らない会話にスポットをあてるなど、とにかくニッチなネタを選びました。

ピンポイントネタを選ぶ

アドセンス合格対策②ライバルチェック

私が「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」をクリアした2つめのポイントは、ライバルチェックです。

ライバルチェックとは、決めたネタで実際に検索し、出てきたブログや記事を見ることです。

例えば、「ホストファミリー 会話」で検索すると、ホストファミリーとの会話例が山ほど出てきます。

しかし、「ホストファミリー 会話 食事」と検索すると、ホストファミリーとの食事中の会話を困らないために特化した記事は、ほとんどありません。

このようにライバルチェックをすることで、ポイント1で決めたピンポイントネタが、他のサイトと被っていないかを確認することができます。

私は、「グーグルの検索にまだないことを書く」といった、グーグルの辞書に載っていないものを増やすような気持ちでネタを選びました。

もしここで選んだピンポイントネタが、すでに多くのブログや媒体で書かれているようであれば、すぐに別のネタに切り替えました。

「あくまでアドセンス審査に受かるための記事」と割り切り、取捨選択をするように心がけました。

ライバルチェックをして、ネタの最終決定をする

アドセンス合格対策③網羅性を徹底する

私が「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」をクリアした2つめのポイントは、網羅性を徹底することです。

網羅とは、「ある物事・分野に関する全てのものを残さず集め取り入れること」を意味します。

私が実践した網羅性を徹底することは、「決めたネタに関して誰よりも詳しく書く」ことです。

先ほどまでの例にあげていた「ホストファミリー 会話 食事」というネタの場合、ホストファミリーとの会話を膨らましたり、盛り上がることのできる英会話フレーズを書くことになると思います。

私の場合は、そこで出てきた英単語全ての意味や類義語、フレーズの言い換えなど思いつく限りでの情報は徹底的に書きました。

そのように網羅性を徹底して書くと、自然と記事のボリュームを出すこともできました。

誰よりも詳しい記事を作る

「価値の低い広告枠」からのアドセンス合格を振り返って

私が実際に実践した、「価値の低い広告枠」からアドセンス合格できた3つのポイントをご紹介しました。

私が、20記事書いても「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」で何度もアドセンス不合格になっていた時は、既存の記事を手直ししながら再審査に出していました。

しかし、「ブログのネタ」「ブログの質」の重要性に気づくことができたことから、過去に書いたものは全て削除し、新しく2記事を作成しアドセンスを合格することができました。

アドセンスの「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」で悩まされている方は、記事作成のスタート時点であるネタ選びに一度戻って見ることで、合格にグッと近づくかもしれません。

アドセンス審査では、ハッキリとした落ちた原因は教えてもらえず、また気まぐれなところもあるので、この記事を参考にしてみてもらえたら嬉しいです。

アドセンス合格に向けて頑張りましょう!!

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