念願の結婚生活が始まると思ったら、
仕事を辞めなければならなくなってしまった。
そんな状況で頭を抱えている女性は多いのではないでしょうか。
結婚相手が転勤族であったり、駐在が決まったり、
今の働き方のままだったらすれ違いになってしまったり。
女性が結婚によって
仕事を辞めなければならない理由はさまざまだと思います。
今回は、
「結婚で仕事を辞めたくない!」
と思ったときの参考になったら幸いです。
結婚で仕事辞めたくない気持ちは大切に
こちらの専業主婦世帯と共働き世帯のグラフをご覧ください。
(独立行政法人労働政策研究・研修機構から引用)
1990年代半ばを境に、共働き世帯が圧倒的に増えていますね!
共働き世帯の中には、
「働かなければならなくて働いている」方も多いかと思われますが、
今や共働き世帯が日本社会のスタンダード
と言っても過言ではない状況になっています。
「結婚で仕事を辞めたくない」と思う気持ちは、
「変わっている」「わがまま」などではなく、
現代の日本に生きる女性としては、
自然な感情であると言っても良いかもしれませんね!
結婚して仕事を辞めるとどうなるの?
①お金が自由に使えなくなる
仕事を辞めると、夫の収入が世帯収入となります。
そうなると、必然的に自由に使えなくなります…
今まで自分で働いて、
美容室やネイルにいってお洒落を楽しんできた人にとっては
なかなか窮屈な生活になることでしょう。
また、自分で稼がなくなると
経済的に夫に依存せざるを得ない状況になります。
そのため、ちょっとフラッとどこか遊びに行きたくても
「夫にお願いしなくてはいけない!」
なんて状況になる可能性もあります。
お金で幸せを測ることはできませんが、
なんだかんだお金の余裕は、心の余裕にも繋がっています。
「自分の収入がない」「自由にお金が使えない」
ということを受け入れられるか考える必要があります。
②キャリアが途絶える
一度キャリアが途絶えると、再就職が難しくなります。
会社から会社へと転職する場合は、
給料を増やせたり、自分の希望する仕事につけたりと、
多くの場合キャリアアップをすることができますよね!
しかし、一度会社を辞めて家庭に入ると
「専業主婦=無職」とみなされてしまいます。
そして専業主婦期間(=無職期間)が長ければ長いほど、
再就職自体が難しくなり、
お給料などの条件を希望よりも下げなければいけなくなります。
「仕事がしたい」という気持ちがあるようであれば、
仕事を辞めることのリスクは考えた方が良いでしょう!
③社会から取り残された感覚になる
仕事を辞めて家庭に入ると、
社会から離れ、狭いコミュティで生活することになります。
会社勤めであれば、毎日同僚や上司、お客さんに
否応なしに会う機会がありますよね。
しかし、家庭に入って仕事をしなくなると、
夫以外と関わらなくも生活できるようになります。
はじめのうちは人間関係のストレスもなく
気楽で楽しいかもしれませんが、
- バリバリ仕事をしている友人を見るとうらやましくなったり、
- 自分が社会から切り離されてしまったんじゃないかと不安になったり、
自分だけ取り残されている、
そんな感覚に陥ってしまうこともあるかもしれません。
④社会的信用力の低下
仕事を辞めて、専業主婦になるということは、
社会的信用力が下がる
ということを心に留めておく必要があります。
たとえば、
自分1人ではクレジットカードが作れなかったり
ローンを始めたとした契約ができなくなります。
社会的信用力が下がっても
すぐに生活に困ることはありません。
しかし、バリバリ働いてきた女性にとっては、
突如「社会的信用力がなくなる」ということは
精神的なショックを感じることがあるかもしれません。
結婚で仕事辞めなければならない理由と対処法は?
結婚で仕事を辞めなければならない理由は、
主に以下の3つに分けられます。
- 相手の気持ち(結婚相手や家族の希望)
- 場所による問題(転勤・駐在が決まっている、遠距離恋愛だった)
- 将来を考えた時の問題(妊娠・育児を考えると現在の仕事を続けられない)
それぞれの理由と対処法についてみてみましょう!
①結婚相手や家族の希望
「結婚相手が妻となる相手に家庭に入ってほしい」
「結婚相手のご家族が専業主婦になることを望んでいる」
このように結婚相手やそのご家族の希望によって
仕事を辞める選択を迫られる女性もいるでしょう。
この場合は、
「仕事を辞めたくない意思」や「辞めて欲しい理由」について
しっかりと話し合いをした方が良いでしょう!
結婚生活はこの先、何十年も続きます。
夫婦でお互いの意見を尊重しあえる関係性でなければ
仕事面だけではなく、
今後何か問題が起きたときに衝突するか、
女性側が妥協を続けなければいけなくなります…!
しっかりと話し合った上で、
- 納得がいくようであれば仕事を辞める
- 仕事をしてもいい条件を一緒に考える(残業なし他)
など、決めていっても良いのではないでしょうか?
②場所による問題
「結婚相手が転勤族、あるいは海外駐在が決まっている」
「交際時から遠距離恋愛だった」
など、場所による問題を理由に
結婚によって仕事を辞めなければならない女性もいることでしょう。
この場合は、
場所にとらわれない働き方を
選択してみてはいかがでしょうか?
現在は、働き方の多様性も広がり、
必ずしも毎日同じ時間に同じ場所へと
行かなければならない仕事ばかりではありません。
在宅ワークや、パソコンがあれば完結できるお仕事もあります。
記事の後半でそのお話を掘り下げますね!
③将来的を考えた時の問題
「今の仕事がハードすぎて、子供が生まれたら続けられる思えない」
「今の働き方では夫とすれ違い生活になってしまう」
バリキャリの女性の中には、
このような理由によって、
結婚を機に仕事を辞めなければならない
といった悩みに直面している方もいるのではないでしょうか?
この場合は、
働き方を見直してみてはいかがでしょうか?
現在はハードなワークスタイルで、
家庭と仕事の両立は難しく考えてしまっているかもしれません。
しかし、ハードな仕事をこなしてきた方は、
もっと自分や家庭のペースに合わせて働ける、
そんな仕事へとシフトチェンジをしてみても良いのではないでしょうか?
結婚しても辞めなくてもいい仕事を見つけよう
結婚によっても仕事を辞めなければならないときに
「辞めなくても済む仕事」について
考えてみてはいかがでしょうか?
3つのタイプの仕事について、見ていきましょう!
①時短の仕事を見つける
結婚相手が家庭に入ることを望んでいたり、
将来的な育児のことを考えていたりする場合、
時短の仕事を見つけてみましょう!
一度離職すると、
再び就職先を見つけることが難しく、
大幅な給料ダウンもあるかもしれません。
その状況を防ぐためにも、
仕事をキッパリ辞めるのではなく、
現在よりも短い時間で働ける場所を見つけましょう!
②在宅でできる仕事を見つける
結婚相手の仕事が転勤必須だったり、
チャンスを掴んで、海外駐在が決まったり、
もともと遠距離恋愛だったり、
そんな場合は、
場所にとらわれず仕事のできる
在宅の仕事にチェンジしてみても良いかもしれません!
「在宅ワーク」と検索すると、
未経験からでも気軽に始められる在宅ワークがたくさんあります。
- WEBライター
- アンケートモニター
- データ入力作業
在宅でバリバリ仕事をしたいと思ったら、
ガッツリ勉強をして
- プログラマー
- WEBデザイナー
など手に職をつけることで
より好条件の在宅ワークを探すことができます。
③自分でビジネスをしてみる
場所の問題や、将来的な問題を理由に
仕事を辞めなければならないけど、
「仕事は続けたい!」という方は、
自分でビジネスをしてみても良いかもしれません。
「自分にはできるわけない」と思った方もいるかもしれませんが、
今はやり方を知らないだけで、やる気があればできちゃうもんです。
インターネットビジネスであれば、
パソコンとネット環境があれば低コストで始めることができ、
好きな時間に好きな場所からシゴトをすることができます。
自分でコントロールできるシゴトをすることで、
- どこへ引っ越すことになっても、
- 妊娠や出産、育児などライフイベントが訪れても、
好きに働くことができる状態を自分で作ることができます。
私は自分でビジネスをする選択肢を選びました!
私は結婚によって、
すぐに仕事を辞めなければいけない状況になった訳ではありませんが、
- 仕事が多忙すぎてこのままの働き方では家庭を築くのはムリ!
- 姉が転勤族で大変そう!
- 夫の駐在したい夢を応援したい!
と、独身時代から常々思っていました。
そんな私が選んだのは
インターネットを使って自分でビジネスをすることでした。
起業したことによって、
好きな時間に好きな場所で働くことできるようになり、
働き方の自由度があがりました。
そして何よりも経済力があるということは、
夫婦の関係を良好に保つ大切な要素であると思っています!
自力で稼ぐ力があるということによって、自分に自信を持つことができ、
昔抱いてた将来への漠然とした不安はなくなりました。
「仕事を続けたい!」という気持ちがある女性には、
ぜひ「自分でビジネスをする」ことにチャレンジしてもらいたいです!
さいごに
「結婚によって仕事を辞めたくない」
その気持ちを大切にしてほしいと思います。
人生100年時代と言われるなかで、辞めたくなる日だってくるかもしれません。
しかし、いま現在「仕事をしたい」と思っているならば、
どうしたら「仕事を辞めなくてすむか」ということをぜひ考えてみてください。
きっと旦那さんも、
イキイキと幸せそうな姿を見れた方が嬉しいのではないでしょうか?
それでは、また!