大手企業を辞めたいときに考えるべきメリットとデメリットは?

せっかく大手企業に就職できたけど、もう仕事辞めたい…。

そんな思いを抱えたことが、1度や2度、
もしかしたらそれ以上あるかもしれません。

私もそんな一人でした!

憧れを抱いて働き始めたものの、なんか違う!!
しかし、就職を喜んでくれた親の顔が頭に浮かんで、
簡単に辞めてしまっていいのだどうか…。

さまざまな悩みを抱いている人がいるかと思いますが、

大手企業に属しているからこそ、

「仕事を辞めたい」vs
「大手企業を辞めることはもったいない」

という心の葛藤があるのではないでしょうか?

大手企業を辞めることには、メリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを知った上で、

あなたが憧れる生き方をするためには、
大手企業に残り続けるか?または辞めるか?

そのどちらを選んだら良いのかを考えてみてもいいかもしれません!

私自身、新卒で憧れの大手企業に就職できたものの、
さんざん悩んだ挙句、
中小企業へ転職、その後独立するという道を選び、
昔の自分が憧れていた生活を送ることができるようになりました!

現在の悩みは、将来のご自身のためにも良い悩み事のはずです!
この記事が、今後の選択のヒントになれば幸いです。

目次

大手企業で働くメリットは?

大手企業ブランドがある

大手企業には、なんといっても根強いブランドがあります。

あなたが大手企業に就職できたときに

  • 両親が喜んでくれた
  • 同級生から羨ましがられた

といった経験はありませんか?

また、あなたが女性の場合、
大手企業に勤める彼氏をゲットした友人に対して、
羨ましがる声を聞いたことはあるのではないでしょうか?

男性の場合は、
大手企業勤務であることで、
合コン相手の女性の反応が良かった!!
などの経験もあるかもしれませんね!

「大手企業に勤めている」ということは、

大手企業にとって相応しい人材であること
=あなたが優秀な人間であること

を暗に示してくれ、
その一言であなたのことをよく知らない相手であっても、
あなたを評価してくれる一つの材料となります。

「大手企業ブランド」によって
自分のキャリアや人生に箔をつけられることは、
大手企業に勤める大きなメリットになります。

大手企業だからこそ大きな仕事に携われる

大手企業に勤めることで、
大きなプロジェクトに関われる可能性が大いにあることでしょう。

私が大手企業に勤めていたときは、
日本を代表する大手企業の経営陣にお会いする機会がありました。

もちろん、
私一人の力ではそのような貴重な機会に出くわすことはできません。

大手企業という大きな看板を背負うことで、
自分の力だけでは叶わない大きな仕事に携わることができ、
その分大きなやりがいを感じられるでしょう。

入社したばかりの頃は末端の仕事ばかりだったとしても、
社内で出世することができれば、
あなたは大きなプロジェクトのリーダーになる可能性だってあります。

大きな仕事ができるチャンスがあることは、
大手企業に勤めるメリットと言えます。

社内研修など教育制度が充実している

大手企業は、社内研修といった教育制度が充実しています。

大手企業に新卒で入社をした場合には、
名刺交換から電話対応などビジネスにおける礼儀作法から
コンプライアンスや職務に必要なスキルを徹底して指導してくれます。

私が新卒で入社した大手企業では、
豪華なホテルで1週間単位での泊まり込み研修が複数回行われ、
徹底して研修(そして夜はパーティー)をしてくれました。

大手企業で働くことで、お給料をもらいながら、
外に出ても恥ずかしくない社会人として育ててくれます。

また、現場に出てからも
継続的な教育、そして海外研修がある場合もあります。

働きながら、多くの学ぶ機会を与えてくれることは、
大手企業で働くからこそのメリットと言えるでしょう。

福利厚生の恩恵を受けることができる

大手企業に勤めていると、手厚い福利厚生を受けることができます。

会社によって異なりますが、ざっとメジャーな福利厚生がこちら!

  • 社会保険(健康保険・厚生年金)
  • 健康診断
  • 社宅・家賃補助
  • 出産休暇・育児休暇
  • 入社祝金・退職金制度
  • 資格取得支援

私が大手企業に勤めていたときは、
福利厚生として好きなものに換金できる10万円分のポイント
が毎年付与されていました。

そのポイントを貯めて、ラッキーなことに、
ほぼ出費ゼロでハワイに行ったこともあります!

このような手厚い福利厚生は、
大手企業で働いているからこそのメリットですね。

給料を大幅にカットされる可能性が低い

大手企業に勤めていると、大幅な給料アップは望めませんが、
逆に大幅な給料カットが起きる可能性は低いです。

2019年の『2019年・春季労使交渉最終結果』のデータによると、
月給25万円の場合の平均昇給額はこちら。

大手企業5,300円
中小企業4,675円

やはり中小企業より大手企業の昇給額の方が多いですね。
たかが数百円でも多いにこしたことはありません。

誰もが知っているような大手企業は、
日本を牽引するリーダーとしての役割を担っていることから、
突然根拠もなく「お給料下げます!」といった
倫理的にアウトなことをする可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

そのため、大手企業に勤め続けることで、
毎年じわじわながらお給料アップさせていくことができます。

さて、ここまで大手企業で働くメリットについてお話してきましたが、
一方でデメリットは何があるのでしょうか?

大手企業で働くデメリットとは?

成果が給料に反映されない

大手企業で働く場合、
仕事の成果をあげたからといって
給料が激増することはありません。

あなたが優秀な営業マンだとして、
とある月に3000万を売り上げたとしても、
あなたのお給料は前月と大きく変わることはないでしょう。

社内でトップの営業マンになれば、
ボーナスアップや特別な手当てがもらえる可能性はありますが、
多くの社員を抱える大手企業では、
かなりの秀でた結果がない限り難しいです。

一方で、私が中小企業に勤めていたときは、
若手社員が優秀な成績を出したことで、

  • 子会社のトップに任命される
  • ストックオプションをもらえるなど

と、成果に見合った評価がなされていました。

また、私がフリーランスになってからは、
月収が翌月に倍増するなんてこともあります。

大手企業では、
昇給基準や人事査定について事細かに定められているため、
あなたの成果がダイレクトにお給料に反映される可能性は低いでしょう。

下積みが長い

大手企業では出世するまでの下積みの期間が長いことも
デメリットにあげることができます。

大企業の中には、新卒採用で大量採用します。
よく知られているメガバンクでは
毎年500〜600人ものの新卒を雇っています。

また、仕事の規模が大きいことから、
その中心に新入社員がおかれることは可能性はほとんどなく、
数年、あるいは数十年をかけて出世の階段を登る必要があります。

もちろん、出世できればお給料面も良いの大手企業。

しかし、40代あるいは50代になって、
やっと年収1000万円をもらえるようになっても
正直なところ、いかがでしょうか…?

私の経験をお話させていただくと、
会社員をしながら副業でビジネスに取り組んでいた時、
経験ゼロからスタートし、
8ヶ月後には月80万の収益をあげることができました!

数ヶ月で、月収0円から80万円にすることが可能な働き方があると思うと、
数年〜数十年の下積みは、長い道のりですよね。

心身ともに若く元気なうちに、年収をアップさせて、
金銭面の心配なく好きなことできる方が
楽しい機会を増やせるかもしれません。

社風が合わないと地獄

大手企業であっても中小企業であっても
それぞれ独自の社風や文化を持っていますが、

大手企業の場合、

  • 規模が大きい
  • 歴史がある

これらによって、社風や文化に反する意見はなかなか認められず、
新しいアイデアや提案を受けてつけてもらうことは難しいでしょう。

私は、大手外資系企業から大手日系企業に転職したことがあるのですが、

大手日系企業はびっくりするほどの体育会系で

全部読むと20分ほどかかる社訓を声を出して読む

といったことを、各自、毎週行って報告するという義務がありました。笑

そのほかにも、毎日自社の株価をチェックし、
聞かれたら必ず答えることができない場合には査定に響くというルールなど、
多くのルール縛りに合わず、辛い思いをしました…。

そんなことを言うと、世間からは甘いと言われてしまうかと思いますが、
自分と合わない環境に無理して身をおいて、
ストレスを抱えて、心のバランスを崩してしまっては
元も子もありません。

希望の仕事ができない可能性が高い

大企業は多くの部門の存在によって成り立っています

そのため、あなたの希望にぴったりはまる職種に
配属される可能性が低いでしょう。

たとえば、

  • 企画がやりたいのに、営業に配属されたり、
  • 人事がやりたいのに、経理に配属されたり、

など、自分がやりたいことは異なる配属をされるかもしれません。

与えられた職場でやりがいを見つけ、
そこで成果を出すことで新たな道が開けるということもありますが、

できることならやりたいことやりたいというのがきっと
多くの方の本音でしょう。

私の場合、先ほど少しお話に出した大手日系企業にいたとき、
転職時に海外案件に就く予定だったのですが、
しばらくその案件自体が保留になってしまいました。

その会社は、個人情報の取り扱いが厳しい会社だったので、
会社のデスクの袖机に鍵を必ずかけるルールがあったのですが、

私が海外案件がなく暇になってしまったときに、

早朝に会社に行き、デスクの鍵がかけられているのか、
全員のデスクをガタガタ開けて、調べて、社長に報告する

という役目をやりました。

退職した後には笑い話になりましたが、当時の私は、

「デスク開けまくるために今まで頑張ってきたわけじゃないんだよな…」

と途方に暮れていました。

このように、大企業では必ずしも自分の希望することができるわけではなく
仕事内容が、会社の方針や決定によって左右されます。

他で活かせるスキルが身につかない

大手企業では、一歩会社を出た時に
活かせるスキルが身につきにくいことがあります。

大手企業は部門や業務が細分化されています。

そして、各部門間の壁が高いことも手伝って、
「自分が担当している業務しかできない」になりがちです。

そこで、与えられたことだけやって
お給料をもらえれば楽だと思う人もいるかもしれません。

しかし、いつまでもその仕事を与えてもらえるとも限りません。

個人でもお金を稼ぐことができるスキルを持っていたら
もしも、大手企業で仕事が無くなっても、

  • 個人で働くことができる
  • その能力を買ってもらい他の会社で活躍することができる

など、大手企業に依存せずに活躍の場を広げることができます。

住む場所を決めることができない

大手企業で総合職として就職した場合は、
転勤の可能性があります。

独り身の場合は、気楽に転勤にいける場合もありますが、
家庭を持ってからの転勤は、
自分のみならずパートナーや子供の人生にも大きく影響をします。

私は海外勤務をしていたことがあるのですが、
日本からの出向者に付き添って海を渡ってこられたご家族が、
慣れない海外生活の末に心が病んでしまい、
ご帰国された後に離婚してしまった
という状況を山ほど見たり聞いたりしました。

元マッキンゼー日本支社社長の大前研一さんの著書『時間とムダの科学』の中で、
人間が変わる3つの方法として、以下の文章があります。

人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える。
この三つの要素でしか人間は変らない。

こちらでは、人が変わる方法の一つとして
「住む場所」が挙げられていますが、

「住む場所」というのは
それほど人に大きな影響を与えるものであることがわかります

自分の意思で住む場所を決めることができない、
あるいは意思に反して決められてしまうというのは、
大手企業に勤めるからこそのデメリットにあたるでしょう。

代わりがたくさんいる

大手企業に勤めるということは、
良くも悪くも「代わりがたくさんいる」
という事を頭に入れた方が良いでしょう。

  • 涙ながらに退職する上司や同僚を送り出した翌日に、
    当たり前のように業務が遂行されたり、
  • インフルエンザに罹って1週間近く休まなければなくなってしまっても、
    大きな問題なく仕事がまわったり、

そんな経験はありませんでしょうか?

大手企業は、リスク回避の側面からも、
データのバックアップがきちんととられていたり、
複数人が業務にアサインされていたりと、

突然人が欠けてしまった場合でも問題がないように、
万歳のサポート体制がとられています。

一方、少数精鋭の中小企業や、
個人でビジネスをする場合は、
一人ひとりの仕事に替えが効かないことがあります。

このような話を聞いたら
「大手企業の方がいいじゃん」と思う方もいるかもしれません。

しかし、本当にそうでしょうか?

あなたの人生には代わりはありません。

その人生のなかで、
代わりが多くいる一つのコマとなって働くというのは、
大手企業に勤めることのデメリットと言えるのではないでしょうか。

安定しているとは言い切れない

大手企業に勤めることは、
必ずしも安定していると言い切れない時代になりました。

経団連の中西会長が、2019年5月7日の定例記者会見にて、
以下の発言をしたことが話題になりましたね。

終身雇用を前提に企業運営、事業活動を考えることには限界がきている。外部環境の変化に伴い、就職した時点と同じ事業がずっと継続するとは考えにくい。働き手がこれまで従事していた仕事がなくなるという現実に直面している。

それ以前から、終身雇用の崩壊については叫ばれてきましたが、
経団連会長による発言によって、一気に現実味を帯びたことでしょう。

昨日まで勝者だった大手企業が、
外部あるいは内部的要因によって突如経営危機に陥ったり、

なんとか事業を立て直した大手企業も、
その裏で多くのリストラを行ったりしています。

大手企業では業務が細分化・最適化されているため、
自分一人で担う業務の幅が狭いことが往々にしてあります。

大手企業に勤めているからといって
安心しきって個のスキルを磨かずにいると、
万が一大手企業をクビになったときに、
安定とは正反対の世界に放り出されてしまうかもしれません。

結局、大手企業を辞めるのはもったいない?

大手企業で働くことのメリットとデメリットについて
お話しさせていただきました。

結局のところ、
大手企業を辞めることはもったいないことなのでしょうか?

私は個人的に、

大手企業を辞めることは、
もったないことではないと思います。

冒頭で触れたように、
私の場合は、新卒で大手企業に就職し、中小企業に転職、
そして現在は独立して働く日々を送っています。

就職当時はて、「大手に入れてハッピー!」と手放しに喜んでいましたが、
「なんか違う」という思いと、不安が積もりに積もった結果、

このまま悩んで時間だけが過ぎていくことこそ、
もったいない!!

と思い、個人で稼ぐことのできるスキルを身に付け、
現在では、自分が思い描いていた理想のライフスタイルを
送り始めることができました。

それに、「大手企業で働いていたのにわざわざ辞めて独立した」というと
結構興味持ってもらえたりするんですよ!

過去の経験は何にでも活かすことができます。

なので、重要視するポイントは、自分が将来どうなりたいか。

もしも、現実に不満や不安を抱えているならば、
理想のライフスタイルを思い描いて、

私がやったきたような個人で稼ぐことのできるスキルを身に付けるもよし。
興味あることに挑戦するもよし。

自分がどんな未来を描いていきたいのかを大切にしましょう!

さいごに

大手企業に就職できたということは、
あなたの能力が見込まれたことに違いありません。

その能力を大手企業で発揮することも、
中小企業への転職や独立をして開花させることも、
どちらを選ぶかの選択をすることができます。

ただ一つ言える確かなことは、
人生は一度きりだということ。

このまま「辞めたいな…」と思いながら過ごす人生と、
大手企業を飛び出して新たなチャレンジをする人生。

どちらの人生に魅力を感じるのか、
自分自身と向き合ってみても良いのかもしれません。

それではまた!

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